≪梅漬け(まろ梅)の作り方≫
A・COOPチラシより
■材料 完熟梅…1kg
   粗塩…120g
   蜂蜜…50g
   焼酎35度…20cc(または五倍酢…10cc)
   赤じそ(ちりめん)…200g
   粗塩(しそもみ用)…40g 
水洗いします
完熟梅なら洗うだけ
で良いですが、熟度
の足りないものは水
に浸してあく抜きを
します 
ざるに上げて水をき
り、なり口のヘタを
竹串などで除きます
 
 
 
水気をふきます
水分が残っていると
カビの生える原因に
な ります
 
 
ほうろうなどのボー
ルに梅を入れて、焼
酎(または五倍酢)
を全体にまぶします
 
 
蜂蜜を入れ、梅全体
にまぶします。次
に、用意した塩の半
分を使い、梅に塩を
まぶします。
 
梅に塩が十分からん
でいるのを確認し、
なるベく隙間が開か
ないように漬け、残
りの塩は上から振り
かけます。 
中プタと重石を載せ
ます。完熟梅なら梅
と同重量を目安に載
せます。(必ず梅酢
で梅がかぶるように
してください) 
紙で覆って7日以上
置き、白梅酢が十分
上がったら重石は半
分にします。梅が白
梅酢から頭を出さな
いように注意。 
ちりめんしそは枝に
ついたまま水洗いし
て汚れを落とし、竿
にかけて水をきりま
す。
 
柄と軸を残して葉を
摘み、しそもみ用の
半分の塩を振ってよ
くもみ、きつく絞っ
てあくを抜きます。
 
残りの塩でもう1度
あくを抜き、白梅酢
をまぶして発色させ
ます。
 
 
梅としそを交互に漬
け、梅酢が梅を覆う
ように重石を載せま
す。
 
 
紙プタをし、梅雨の
明けるのを待ちま
す。(2遇間以上)
 
 
 
梅雨が明けたら、天
気のよい日に梅が
ふっくらするまで土
用千しをします。
(2〜3日)
 
容器に梅を入れ、梅
酢が梅に浸るように
入れ、その上にしそ
を載せます。3ケ月
くらいで味がなじみ
ます。 
梅干し成功のコツ
  • 梅は完熟したものを使用
  • 塩は粗塩を使用
  • 赤じそはちりめんじそを
  • すぺての点で清潔にする
  • ときどきカビの有無を確認
  • 保存はなるべく涼しいところで
  •      取り立ての梅

    @十分熟した自家製梅

    土用干し
    M土用干し
    左の自家製梅を
    20Kg漬け込ん
    だ為大変な量に
    なりました。

    梅干し関連手作り
    A・COOPチラシより

    しそ酢
    材料
    ・しその葉 ---200g
    ・水 ---------4カップ
    ・五倍酢 -----1カップ
    作り方
    @鍋によく洗ったしその葉と水と五倍酢を入
     れて火にかけます。
    A沸騰したら3分で火を止め、そのまま冷ま
     します。
    B冷めたら、しその葉をしぼり「しそ酢」の
     出来上がり--常温で1年位保存出来ます。
    ※大根・かぶ・らっきょう・ニンニクの漬物
     等いろいろな料理にも利用できます。
    しそジュース
    材料
    ・しそ酢 ------1/2カップ
    ・水 ----------4カップ
    ・グラニュー糖 --大さじ(山)5
    ・はちみつ -----大さじ5
    作り方
    ◎しそ酢を水で薄め、グラニュー糖・は
     ちみつを加えてよく混ぜ出来上がり。
     氷を浮かべるとより一層美味しく召し
     上がれます。
    ◎お好みによりレモンの輪切りを添えて
     ください。
    梅酢みそ
    材料
    ・青梅 -----------1Kg
    ・みそ -----------1Kg
    ・砂糖 -----------500-800g
    ・みりん ---------50cc
    ・五倍酢(原液) --50cc
    作り方
    ◎容器に@青梅AみそB砂糖CみりんD五倍酢
     の順に入れる。
    ◎4〜5日たったら、みその状態を見て、お好
     みの柔らかさになったら梅を取り出します。
     梅は食べられます。
    ※冷蔵庫で保管してください。
    かつお梅
    材料
    ・梅干し ---------12個
    ・梅干しの赤じそ --少々
    ・削り節 ---------10g
    ・[A]調味料
     砂糖--小さじ1 みりん--大さじ1
     酒 --大さじ1 醤油--大さじ1
    作り方
    @梅干しは水に1〜2時間つけてから、
     水を換え、ひと煮立ちさせ、塩味・酸
     味が少し残る程度に塩抜きをします。
    A梅干し2個と赤じそを刻み、焦げない
     程度に炒った削り節と[A]調味料と混
     ぜ合わせます。
    B残りの梅干しの水気を切って、Aとあ
     えます。
    ※2〜3日おくと味がなじみ、美味しく
     いただけます。
    カリカリ梅ジュース

    材 料
    ・はちみつ ------------ 2Kg
    ・青梅(新鮮で固い実) -- 1Kg
    ・3%の塩水 ---- 水1000CCに対して塩30Kg
     果実酒用広口ビン


    作り方
    1)青梅を水洗いし、3%の塩水に約3時間つける。
    2)水気を取った梅を木づちやビンの底でたたいて
     ヒビを入れ広口ビンに入れる。
    3)ハチミツを入れる。
    4)翌日から1週間は、毎日1〜2回底の方から
     よくかき混ぜる。
    5)10日で美味しく飲めます。
    6)梅の実は1ヶ月過ぎると美味しく食べられます。


    【梅ジュースの美味しい召し上がり方】
    ★冷水や炭酸水で薄めるだけでさわやかな健康飲料のできあがり!
     お子様には欠かせない栄養豊富な健康増進ジュースです。
    ★焼酎・ウオッカなどで薄めると即席梅酒になります。また、
     牛乳で薄めるとヨーグルト風の飲み物になります。



     

    ★ アルカリ性食品の王様! ――●

    梅の効用

       
    −−地元のお医者さん
    あんべクリニックだより
    より
     “梅は三毒を断ち、その日の難をのがれ”といわれ、昔から薬の一つとして親し 

    まれてきました。梅の果肉100gに含まれる主要栄養素は、タンパク質が非常に

    多く、ついで灰分が多く含まれます。灰分のうちで、カルシウム、リン、鉄など

    のミネラル分がけたはずれに多く、さらにクエン酸などの有機酸もダントツです。

    健康に良い、身近な梅の効用についてご紹介しましよう。 

    ☆梅肉エキスとは・・・

     青梅をつぷした汁を弱火で煮詰めると黒色の梅肉エキスができます。青梅1sから20gしか
    とれない貴重なエキスです。ごく最近まで家庭でつくられ、非常時の貴重品として、また胃腸を
    丈夫にするための食薬として、大いに珍重されてきました。梅肉エキスのつくり方は、下のよう
    に煮詰めて黒く、ねっとりした液が「梅肉エキス」です。殺菌力が強く、何年でも保存がききま
    す。この梅肉工キスこそ、梅のすぱらしい成分を余すところなく含んだ、ぞして50倍にも濃縮
    した混ぜものがない純粋エキスです。

     

     
     
     

    ☆梅はアルカリ食品の王様

     梅は酸っぱいから酸性食品だと思われまずが、れっきとしたアルカリ性食品の王様です。体内
    に入って燃焼して灰分となり、ミネラルの含有量を調べると、特に多いのがカリウム、リン、マ
    グネシウム、ナトリウム、次いで鉄分とカルシウムなど含まれているので、実は強力なアルカリ
    性食品です。

     

     
     
     

    ☆梅は酸性を中和する役目をします・・・

     私たちの体は弱アルカリ性に保たれている時が健康とされています。それが酸性の方に傾くと
    病気になるわけです。酸性に傾くと、神経が過敏になり、イライラしたり、めまいや肩こりや頭
    痛に悩まされたりします。疲れがたまり、ロ中が臭う症状も現れます。これらを予防するのに、
    アルカリ性食品で中和してやらなげればなりません。アルカリ食品の食事をパランスよくとると
    ともに、梅干や梅肉エキスで中和することが最善の方法です。
     
    ☆クエン酸が疲労回復と
       老化防止に役立ちます・・・
     
     日本の梅干に着目して、栄養のからくりを解明したクレップス博士が「クエン酸サイクル」を
    発表してノーベル医学賞を受けました。乳酸が体内にたまると、細胞や血管が硬化し、雇こりや
    老化を早める原因になります。クエン酸が乳酸を炭酸ガスと水に分解して体の外に排出します。
    分かりやすくいえば、血液を浄化して血の巡りをよくし、体全体の新陳代謝を促して、疲労回復
    と老化防止に役立つということです。また、梅に多く含まれているクエン酸はレモンの場合100g
    中1g程度ですが、梅干はその5〜6倍、梅肉エキスなら数十倍含まれています。このほかにも、
    りんご酸、コハク酸など数種類が含まれ、全体の約60%が有機酸です。

     

     
     
     

    ☆骨粗髪症にもきくクエン酸の働き・・・

     骨粗髪症とは、骨の主要な成分であるカルシウムが減少して、腰痛や骨折を起こす症状です。
    平成6年度の国民栄養調査によると、日本人の63%の人がカルシウム摂取量が不足しています。
    カルシウム不足がひどくなると血圧上昇やイライラが高じたり、痴呆症の原因にもなります。し
    かし、努力していても、年をとるど骨量は徐々に滅っていきます。特に女性では女性ホルモンの
    減少とともに、50歳頃がらこの傾向は強くなります。充実した人生を送りたいと思うとき、カ
    ルシウムの大切さを改めて実感します。アルカロージス(健康な人の血液)でなけれぱならない
    血液が、なぜ、アチドージス(病弱な人の血液)になるかというと、生体内のカルシウムが欠乏
    するがらだということが知られてます。カルシウムが適度に体内に保有されているか否かによっ
    て、健康が左右されるのです。さらにカルシウムと深い関係にあるマグネシウムの摂取を日ごろ
    の食生活で心がけていただきたいものです。梅にはカルシウムの吸収を助ける作用が明らかにな
    ってます。カルシウムは梅に含まれるクエン酸と結びつくと、溶解力の高まりによって吸収率が
    よくなるのです。普段の食生活に、梅干や梅肉エキスをおすすめします。

     

     
     
     
     
     
     
    梅肉工キスのつくり方

    @青梅を水で良く洗い、水けをきる。青梅1kgで梅肉エキス20gとれます。

    A1粒ずつおろします。おろし器は陶製のものを使ってください。多くつくる時は、

     ジユーサーや圧搾機などを使うとよいです。

    B布に入れて強く絞ってください。

    C青梅の絞り汁を鍋(陶器がホーロー鍋)に入れ、ごく弱火で、木じゃくで混ぜな

     がら煮詰める。水分が蒸発するにしたがって色が緑→褐色→黒褐色になります。

    Dすくってみて1本糸を引く状態でできあがりです。

     温かいうちに保存容器に入れます。